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僕と適応障害の話~回復期編~

どうも。休職期間が3か月延びました。ひとりくん(@hitori_kun_blog)です。

今回は適応障害になった僕が

この記事でわかること!

・適応障害の回復期に入る入るためにしたこと

・適応障害の回復期に気を付けたいこと

について、書いていきます。

「休職に入ったんだけど、全然調子が良くならない…。」

「ちょっと回復してきたけど、何か気を付けることはあるかな…?」

といった人の参考になれば幸いです。

僕が回復期に入った要因と考えられるもの

僕が適応障害になって、回復期に入るまでは相当長い時間が必要でした。

今思うと、次のようなことが要因となって、少しずつ回復に向かっていったという感じです。

要因をかんたんにまとめると…

・3か月という時間がたったこと

・身近な人に打ち明けたこと

・心の支えがあったこと

・復職を考えなくなったこと

ひとりくん
ひとりくん

詳しくお話していきます。

3か月という時間がたったこと

ひとりくん
ひとりくん

僕は3か月くらいかかりました…

「本当に休めるようになるまではかなりの時間がかかる」

これに尽きます。

「休職に入る=休める」はまったくの見当違いです。

僕は3か月ほどでなんとか少しずつ気持ちを変えていくことができたように思いますが、

もっと時間がかかる方もみえると思います。

休職に入ったばかりの頃は

何もできないまま一日がすぎていく日も多く

「また無駄な時間をすごしてしまった…」

と思うことがよくありましたが

ただただ時が過ぎるのを待つことも大切なことです。

身近な人に打ち明けたこと

ひとりくん
ひとりくん

めちゃくちゃ勇気がいるけど、

少し気が楽になりました。

休職に入ったばかりのころは、

「自分が適応障害になって、仕事ができなくなった」

ということは、実の両親にすら隠していました。

隠していたことによってめちゃくちゃ罪悪感に苛まれていたことも事実ですが、

やっぱり怖いんですよね。

「自分の弱さ」を誰かに伝えるのって、本当に難しいことです。

でも、ある時勇気を振り絞って話してみました。

父は「ゆっくり休み。そんで、元気になってまた戻ったらいい。」

母は「そんだけつらい仕事なら、やめていいよ。別に道はいくらでもある。」

と言ってくれました。

ひとりくん
ひとりくん

家族のこの言葉は本当に安心しました。

心の支えがあったこと

ひとりくん
ひとりくん

僕の場合は「家族」です。

感謝しても、しきれません。

「家族」が僕の心の支えでした。

子どもは癒し(時々、笑顔を見ているとなぜか泣けてくることはありましたが…)を僕にくれます。

妻は不安でいっぱいだろうし、言いたいこともいろいろあるだろうけど、

いつも寄り添ってくれています。

「家族とじっくり向き合える時間」

これってかけがえのないものなんじゃないか?と最近強く感じるようになりました。

仕事で時間に追われている時には、こんな大切なことを忘れかけていました。

心の支えを見つけると少しの希望が湧いてきます。

なんでもいいんです。

あなたの心の支えを見つけられるといいなと願っています。

復職を考えないようになったこと

ひとりくん
ひとりくん

「あと〇日で復職だ…」

は禁物です。

僕の場合は休職期間が「2週間→3か月→6か月→1年」と伸びました。

はじめのうちは

「あと〇日で復職だ…。その2週間前からリワークプログラムだから…。」

復職することを考えてしまいました。

これは全くうまく休めません。

僕が少しづつ回復期に入ってきたのは

休職が3か月から6か月に伸びた頃くらいからでした。

ひとりくん
ひとりくん

自分はこの仕事には向いていない。

違う仕事を見つけよう。

この頃から、復職を考えなくなりました。

「僕はこの仕事を辞めるんだ!」と考えた時から、

仕事のことを考えるのがどうでもいいことのように思ました。

考え方の変化「人とくらべないこと」

休職中に読んだ本の中で

「悩みは人と比べることで生まれる」

という言葉と出会いました。

この時から、少しずつ考え方が変わっていったように思います。

「自分は今、休む時なんだ」

「今、自分がやれることをやろう」

そんな気持ちになり、ささいなことでも

「今日は散歩に行けた。自分、よく頑張った。」

というように、思えるようになってきました。

もうひとつ、高橋優さんの楽曲に出会えたことも

僕の考え方を深めてくれたきっかけだったと思います。

高橋優さんについてはこちらの記事に詳しく書いています。

僕が回復期にできるようになったこと

回復期に入ると、何かしたくなると同時に

こんな気持ちもあらわれます。

「何かしたいけど、平日の昼間から遊んでいいんだろうか…。」

ひとりくん
ひとりくん

「遊ぶ=心に栄養を与える」ことだと思います。

やりたいことをやろう!

僕が回復期にやっていたこと まとめ

ジョギング→精神的にも安定するし、ダイエットにもなります。

図書館通い→本が無料で読み放題。冷房代もかからない最強施設。

カフェ→時には優雅にモーニング。おじいちゃんと仲良くなりました。

アプリゲーム→某カードゲームアプリであと少しで賞金がもらえそうでした。

お出かけ→平日は安い。そして何よりも人が少ない。

実家で過ごす→安心感が欲しいときにおすすめ。

ブログを書く→思考整理&文章力を鍛えることができる。おすすめ。

読書→図書館&TSUTAYAプレミアムのマンガ借り放題で読み漁る幸せ。

一箱古本市に出店→本屋さんに憧れて。楽しかったです。

結構好き放題やっていました。(「罪悪感」に突如襲われることもありましたが…)

でもこれでいいと思うんです。

ひとりくん
ひとりくん

動けそうなときには

心に、栄養を。

回復期に注意したいこと

回復期とはいえ、適応障害には気持ちに波があります。

僕は大きく2つのことだけがどうしてもできませんでした。

回復期の僕が落ち込んだ2つのこと

友人(職場の同僚)との食事会

将来について考える

ひとりくん
ひとりくん

回復期に注意したいことを僕の体験からお話していきます。

友人・知人と会うこと

ある時、前の職場で仲良くしていた同期から食事の誘いがありました。

他にも前の職場で一緒だった人たちも来るということでした。

その時は少し気持ち的に楽だったこともあって、「OK」の返事を出しました。

そして、当日食事会に行くと、話題が「仕事」の話になったのです。

仲良くしていた同期には適応障害のことを言ってあったのですが、

その他の方は知らない状況でした。

そんな中でひたすら話を聞き続けましたが、

これは非常にしんどかったです。

めちゃくちゃ自分が情けなくなりました。

ひとりくん
ひとりくん

数日間落ち込みました。

「将来」についてかんがえること

ひとりくん
ひとりくん

考えちゃうけど、これ「危険」です。

自分には「家族」がいます。

そうなると、どうしても「将来どうするか。」が不安になります。

でもこれを考え始めると、

【陥りやすい考え その1】

 家族を支えるためには、収入が必要。

   ↓

 復職するしかない。あと〇日で気持ちを整えなきゃ。

   ↓

 復職したら、職場の人はどう思うのか…。怖い。

 またうまくいかず、時間に追われる日々

 家族にもつらく当たってしまったら、どうしよう。不安でいっぱい

【陥りやすい考え その2】

 自分の心身を優先しよう

   ↓

 退職して転職かフリーランスになろう

   ↓

 そもそもこの年で転職って厳しいんじゃないか…?

 フリーランスってどうやって稼いだらいいの…?

   ↓

 収入がなくなる。家族が支えられなくなる…。

ひとりくん
ひとりくん

この二点の堂々巡り。

解決策は見つかりません。

なので、ちょっと回復してきたからといって、

将来のことは考えない方がいいとおもいます。

(そうとわかっていても、考えちゃうんですけどね。)

必ず決断の日はやってくるので、

その時にどう思うかを大事にしていきましょう。

ひとりくん
ひとりくん

それまでは、どうか。

心に栄養をたっぷり

あげてください。

とうとう決断の日がやってきました。

ついに10年務めた職場を退職しました。

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僕が適応障害になってつらかったこと~「罪悪感」編~ - ひとりろぐ へ返信する コメントをキャンセル

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