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松浦弥太郎さんの『今日もていねいに』から学ぶ朝時間のすごし方【書評】

僕には尊敬している人物がいます。

それは雑誌『暮らしの手帖』の元編集長である松浦弥太郎さんです。

松浦さんは『暮らしの手帖』編集長の他にも、COWBOOKSという書店を経営されていたり、DEAN&DELUCAとコラボしてグラノーラを販売したり、「くらしのきほん」というWebメディアを運営されていたりと

精力的に「暮らし」にかかわった仕事をされている方です。

そんな松浦さんの1冊の著書が

僕の人生の教科書となっています。

それが『今日もていねいに。』です。

今回紹介する本

著者紹介

松浦弥太郎

高校を中退し単身ニューヨークへ。帰国後、古本の販売などを行い、中目黒に古書店「COW BOOKS」を立ち上げる。2006年から『暮らしの手帖』の編集長となる。その傍ら、エッセイや翻訳などの文筆業も多数手がけている。

この本が好きな理由を簡単にまとめると

・松浦弥太郎さんのやさしい言葉選びがすっと胸に入ってくるから。

・普段何気なく生活していると忘れがちなことに気付かせてくれるから。

一つずつ真似してみると、日々が少しずつ豊かになったから。

第1章「すこやかな朝ごはん」から学んだ朝時間のすごし方

第1章「すこやかな朝ごはん」では、

主に朝の時間のすごし方のヒントについて

書かれています。

その中で僕が今大切にしたいことは

このような感じです。

・顔を上げてあいさつをしよう

・朝のゆったりとした時間を持とう

・「自分プロジェクト」をつくろう

・身の回りを清潔に整理整頓しよう

顔を上げてあいさつをしよう

人とのかかわりが苦手な僕は、

特に嫌だった職場などでは、

顔を下に向けがちだったなと思います。

「顔を上げる」「背筋を伸ばす」など

姿勢を意識することは

簡単なようでなかなか意識できていないこと

だなと気付かされました。


朝のゆったりとした時間を持とう

朝のすごし方を豊かにするもっとも良い方法が「早起き」だと思います。

僕はじっくりと自分と向き合う時間が

大好きなのですが、

家族との時間も大切にしたい

という思いがあるので、

なかなか「ひとりの時間」を

持つことができません。

そんな時に、この本を読んで

朝はひとりの時間が作れる

ということに気付きました。

単純なことですが、

朝時間=自分だけの自由な時間

と意識するだけで、

充実感がとても上がりました。

ひとりくん
ひとりくん

今では早起きが欠かせない習慣になっています。


自分プロジェクトをつくろう

「早起き」をするようになって

自分の時間が生まれた僕は

「自分プロジェクト」をつくり

毎朝取り組むようにしてみました。

この本に出会うまでは、

朝といえば

起きて、朝食を食べ、

身支度をするという

なんの面白味もないルーティンを

繰り返していました。

そこで、「自分プロジェクト」として

・自分と向き合ってノートに書き出す

・朝の時間に読書を10分する

といった内容を考えて実行してみました。

すると、少しだけ朝の時間が

わくわくするようになりました。

自分で決めたことを、毎日少しずつ

やっていくという積み重ねが

できている自分が少し好きになりました。


身の回りを清潔に整理整頓しよう

最近はじめた「自分プロジェクト」が

・朝どこか1か所を掃除する。

心に余裕がなかった時には

こんなことができるようになるとは

思ってもいませんでしたが、

今は少しずつ挑戦してみています。

実際やってみると、

はじめるのに少し気合は入りますが、

はじめたらきれいになっていくのが

嬉しくて、とても心地よく

一日のスタートを切ることができます。

ひとりくん
ひとりくん

かんたんなことからはじめてみよう。

「ていねいな暮らし」はブームで終わらせてはいけない。

今回紹介した朝時間の使い方は

いわゆる「丁寧な暮らし」ってやつですね。

一時期ブームになりました。

中には、

「ていねいな暮らしができる人なんて時間とお金に余裕のある人だけでしょ?」

みたいな思いを持っている人もいるかもしれません。

でも、今回紹介したのはどれも

道具や新しく何かを準備する必要は

ありません。

自分の意識を少し変えてみるだけで

少しずつ暮らしが豊かになっていきます。

ひとりくん
ひとりくん

僕はいつでもこの本を自分の人生の教科書にしていきたいです。

ほかにも、

「こっちは生きるだけで精いっぱいだよ。」

という人もいるでしょう。

そんな人は、無理をしないでください。

この本の中に

「とことん休む」

というページがあります。

「今が辛くて丁寧な暮らしなんてできない」

という人は

それでいいんです。

思い切り吐き出して、泣いていいんです。

たっぷり休んでいいんです。

それも丁寧に生きるということだと思います

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松浦弥太郎さんの『今日もていねいに』から学ぶ「人との付き合い方」【書評】 - ひとりろぐ へ返信する コメントをキャンセル

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