
総合評価
スターウォーズでこの人なしには語れない存在。ハン・ソロの若かりし頃にスポットっを当てたスピンオフ作品。
往年の名コンビチューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いなど、ファンなら胸が熱くなるシーンが盛り沢山。
また、ラストでは様々な謎が散りばめられており、「次回作に続くのか?」「あのシーンの意味は?」と鑑賞後の考察も楽しい作品でした。
あらすじ
スター・ウォーズ屈指の人気を誇るハン・ソロは、いかにして愛すべき悪党<ハン・ソロ>となったのか?銀河一のパイロットを目指すハン・ソロと、生涯の相棒チューバッカ、そして愛機ミレニアム・ファルコン号との運命の出会いとは?幼なじみの美女キーラや悪友ランドらと共にカリスマ性を持つ謎の男ベケットのチームに加わり、自由を手に入れるため危険なミッションに挑む。果たして彼らは次々と迫る危機をどう乗り切るのか!?ルークやレイアと出会う前、若きハン・ソロの想像を超えた知られざる物語を描くアクション超大作!
Amazon.co.jpより引用
本作を見て僕がグッと来たところについて紹介します。
ハンとチューバッカとの出会い
往年の名コンビの出会いが描かれるのは非常に嬉しかったです。
出会った当初は仲が悪く、本作の中で少しずつ絆が芽生えていくのも見どころです。
ラストでミレニアム・ファルコンに乗り、ハン・ソロの横にチューバッカが乗り込んで発進するシーンはかなりグッと来るものがありました。
考察の余地ありの終盤
賛否両論分かれる部分ではありそうですが、個人的にはラストの展開は好きでした。
ラストですっきり物語が解決するわけではなく、いくつか謎を残して終わります。
このあたりの考察を鑑賞後にネットで調べたりするのが好きなので、個人的にはラストの展開は良かったと思います。
ラストにまさかの登場人物が現れるので、そこから「なんで!?」と謎が広がっていき、考察を色々調べていくと色々とわかってくる感じの映画です。
ここからは印象に残ったセリフやシーンについて紹介します。
家族はいない。俺一人だ。なら名前は…ソロだ。
ソロって「孤独・一人」というところから来た名前だったんですね。
孤高の存在であるハン・ソロにぴったりの名前だと思うし、
これから「一人で生きていく」という意志が感じられてカッコいいシーンでした。
「一人」だったハンの物語がここから始まりますが、
ここから相棒チューバッカや様々な人々との出会いの中で強くなっていくというストーリーもグッと来ます。
ミレニアムファルコンをかけたランドとの「サバック」
ハンがミレニアムファルコンを手に入れるシーンもグッと来ました。
まず駆け引きの相手がランド・カルリジアンだということ。
ポーカーのようなゲーム「サバック」で勝負し、ハンが勝つシーンは何度見てもカッコいい。
そして「サバック」がやりたくなる。
実はこの「サバック」は現実世界でも体験できるらしく、こちらの商品が気になりました。

「ちゃんと聞いてたさ。”人の動きは読みやすい”だろ?」
終盤でハンを騙していたベケットは「聞いていたか?”誰も信じるな”といったはずだ。」と言った。
ここでいいヤツそうだったベケットが結局はハンを裏切っていたことが分かり、ガッカリした…。
その矢先にハンが放ったセリフがコレ。
「ちゃんと聞いてたさ。”人の動きは読みやすい”だろ?」
ハンはベケットがハンを裏切ることを読んでいたのである。
そこからハンの反撃が始まる。
かっこよすぎである。
最後まで人を信じきらないのもハン・ソロっぽくていい。
信頼できそうな人物にも裏切られて、結局一人で戦っていくところもハン・ソロっぽくてカッコいい。
- 孤独に戦う男のカッコよさに浸りたい方
- 裏切りやどんでん返しが好きな方
- 鑑賞後に考察をするのが好きな方
スターウォーズ好きな方はもちろんですが、裏切りやどんでん返しのある作品です。
他のSW作品は未鑑賞でもおおまかなストーリーはなんとかわかると思いますが、ハンソロから入って「あれはなんだったんだ?」という所から他の作品を掘り下げてみていくのも面白いかもしれません。
孤独に戦うハンソロのカッコよさに浸りたい方はぜひ鑑賞してみて下さい。
