何も進んでいないように思える日。
そんな日の方が人生の中では多いような気がする。
でも、もしかしたら僕の日常に対する視点が変われば、毎日に新たな発見があるのかもしれない。
最近そんな風に思ったのもあってブログにこうやって日記を書いています。
なんでもいいから昨日と少しだけ違うことに目を向ける練習をしています。
今日はひとつだけ見つけました。
転職前の職場の同期からの連絡でした。
年齢的にはちょっと先輩の彼とは入社当初同じ部署で働きましたが、すぐに僕の部署異動が決まり、彼とは離れ離れに働くことになりました。
それからというものの、
彼からは時々連絡をもらっていたのですが、
僕は気分次第で彼に返事を返したり、返さなかったり。
むしろほとんど返さないことの方が多かったように思います。
けど、なぜなのでしょう。
忘れたころに、また
「ご飯いこうぜ。」
彼から何度も誘ってくれました。
何度既読スルーしようが、何度も何度も誘い続けてくれました。
それでも僕は気分が向いた時だけ、
返事をし、ごくたまに本当に気分が乗っている時だけ一緒に食事に行きました。
こんな奴普通ならすぐ切られて当然だと思います。でも彼は何度も何度も誘い続けてくれたのです。
そんな彼から今日は連絡がありました。
転職してからは初のお誘いです。
だいぶ元気になってきて、気持ちに余裕も出てきた僕は
「いきましょう。」
と返事をしました。
僕がどんな状態でも、
何度も声をかけ続けてくれる彼は、
本当に大切にしないといけない人のひとりなのかもしれません。
そんな風にようやく思えるようになった。
心の平穏がそんな風に思えるようにしてくれたのかもしれません。
苦しい時にそばにいてくれた人こそ、自分にとって本当に大切にした方がいい人なのかもしれません。