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適応障害から4年で抜け出せた僕が大切に思う5つの要因

どうも。ひとりくん(@hitori_kun_blog)です。

ひとりくん
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とうとう断薬・通院が終了しました!

はじめての心療内科の受診から4年で断薬に成功し、

その後の経過も良好とのことで無事定期的な通院が終わりました。

今回はそんな僕の経験から適応障害から抜け出すことができた要因についていろいろと考えてみましたので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

▼僕のこれまでの日々の記録はこちらをご参考ください

適応障害で休職してからの1年間を振り返ってみた

適応障害から抜けだせた5つの要因

ひとりくん
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適応障害から抜け出すには以下の5つが非常に大事だったと思います。

  • 周囲の理解ある支え(家族・職場)
  • どんな自分も受け入れること
  • 規則正しい生活
  • ストレス源からは徹底的に離れること
  • ちょうどいい仕事に出会う

このように書いてみて感じましたが、これが4年間ですべてうまくいったということは奇跡だと思います。

ひとりくん
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本当はもっともっと時間がかかることのように思います。

ここからはそれぞれの項目についてもう少し詳しくお話していきます。

周囲の理解ある支え

まず僕が一番感謝しているのが、周囲の人間に恵まれたことです。

僕は適応障害になり「休職→復職→再休職→退職→転職」といった自分でも受け入れがたい変化を経験しました。

1度目の休職の際には、パートナーや両親からは「最終的には復職してほしい」と言われており、なんとか自分に折り合いをつけて、「復職」しました。

復職後2年間はなんとか働くことができましたが、少しずつたまっていたストレスがふとした瞬間に溢れてしまい、再び適応障害での休職になりました。

人生二度目の休職。このときの家族の声が僕には非常にありがたかったです。

再び休職になってしまったことを伝えると、パートナーや両親は

「もう辞めたほうがいいよ。そこまで無理して続けなくても、道は他にもある。」

と言ってくれました。この言葉を聞いてとても安心した自分がいました。

ひとりくん
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自分で決めるべきだけど、やっぱり大切な人の言葉も気になるんですよね。

どんな自分でも受け入れること

ひとりくん
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休職中最大の敵は自分自身かもしれません。

休職中は特に自分を否定しがちです。

休職して半年~1年くらいは「何もできない日」ばかりが続きます。

平日の日中なんかに何もせず休んでいるときも、

「ああ。自分は今しっかり休めてるなあ。」

なんて思うことはなかなかできず、

「ああ。平日の昼間から自分は何してんだろう。」

と自分を否定して、自己肯定感を下げるなんてことが毎日のように続きます。

休職中の最大の敵「罪悪感」との付き合い方

こんな日々を何年も続けてきて、

今の僕が思うことは「どんな自分も受け入れる」という姿勢が大事だということ。

・何もしていない自分も今はそれでいい

・何かしたいけどできない自分も今はそれでいい

一日何もできなかったとしても、自分を責めない

ひたすら「それでいい」と受け入れる。

そんな姿勢でいることが、とても大切に思います。

ひとりくん
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自己肯定感なんて上げようとしなくていいです。

規則正しい生活

ひとりくん
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当たり前だけど必須だと思います。

規則正しい生活を心がけることはどの医者に行っても言われることだし、

「言われなくてもわかってる。それができてたら苦労しないわ。」

なんて思う気持ちもとてもよくわかります。僕もはじめの半年くらいはただ生きるのに精いっぱいでしたから。

「朝散歩なんてできない」
「眠れない」
「食欲もない」
なかなかリズムを整えるのが難しい時はまだ「何もせず休む時」だと思います。

この段階を乗り越えて「やってみよう」と思える時が来たら、少しずつ始めてみてほしいと思います。

ひとりくん
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無理だけはしちゃだめ。

規則正しい生活を整えるうえで気を付けたいのは

  • 無理な時は、できない日があってオッケー

というくらいゆるくやることです。

真面目になりすぎるがゆえに、
「朝散歩しなくちゃだめ」
「早く起きなきゃだめ」
「しっかり食事をとらなきゃだめ」

「しなきゃだめ」思考に陥りやすいので、ここはゆる~くやっていくことが大事です。

ストレス源からは徹底的に離れること

ひとりくん
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ストレス源からは離れよう。

僕は仕事のストレスで適応障害になりました。

1度目の休職の時は、家族の「なんとか復職してほしい」の声を聴いて、半ば無理やり自分を納得させて、「復職」しました。

復職にあたってストレスの直接の原因となった人とは離れることができましたが、それでも自己肯定感が下がりきっていた自分にとっては、周囲と比べてしまって落ち込む日々の連続でした。

そして、再休職となってしまいました。

今思うと、仕事での人間関係は原因のひとつでしかなくて、そもそもその仕事自体に大きなストレス要因があったことに気づきました。

2度目の休職では「この仕事からは離れたほうがいいのかもしれない」と思い、「転職」を選びました。

今現在、転職5か月目ですが、

ひとりくん
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「転職してよかった」と思っています。

現在の仕事環境になり、とてもストレスが減ったのを実感しています。

ちょうどいい仕事に出会う

ひとりくん
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奇跡的にちょうどいい仕事に出会えました。

前項で「転職」をしてよかったと感じていると個人的には感じています。

それは自分にとってちょうどよい仕事に出会えたからというのが非常に大きいです。

ちなみに自分にとってちょうどよい働き方はこんな感じです。

  • ほぼフルリモート
  • 残業なし
  • 人間とのかかわりが少ないPC関連の仕事
ひとりくん
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内向型の自分にぴったりです。

こんな条件の会社に出会うことはほぼないと思うので、全員に転職をおすすめできるかといわれると迷いますが、もし、自分にぴったりな条件の会社に出会えたのなら、転職はありだと思います。

▼詳しくはこちらの記事に書きました。

適応障害で退職した内向型人間が、転職した会社はどんな会社?内向型の方におすすめの条件も解説します

また、「仕事をする」ということで、
休職中に感じていた「社会からの疎外感」が薄れたようにも思います。

少しでも誰かの役に立てているのかなと感じられるのもメンタルにとっては大事な要素だと思います。

収入はかなり少ないですが、それでもなんとか生きていくことはできています。

むしろ心に余裕ができたことで、人生は豊かになったように思います

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ざくっと大切なことを順番にまとめると以下のようになります。

  1. まずは「しっかり休む」
  2. できていない自分も受け入れる
  3. 少しずつ生活リズムを整える
  4. 周囲の理解と支えを得る
  5. ストレス源から離れる
  6. 自分に合った仕事と出会う

振り返ってみると、僕が4年間で適応障害から抜け出せたのは本当に奇跡の積み重なりに感じました。

このことに感謝しながら、これからの人生を少しでも豊かに暮らしていきたいです。

ひとりくん
ひとりくん

あなたの人生もまだまだこれからです。
焦らずに。ゆっくりで大丈夫です。

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